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スギ花粉症に対する舌下免疫療法(第1報) (2014/03/30)

今までの花粉症治療
スギ花粉飛散時期または飛散前から抗アレルギー薬(内服薬や点鼻薬、点眼薬)による治療が一般的ですが、症状を緩和する対症療法で根本的な治療ではありません。飛散時期は、秋田県の場合3月~5月初め頃までです。

免疫療法とは?
スギ花粉エキスを体内に少しずつ入れることによって免疫を高める根治療法です。従来から皮下注射法による免疫療法があり、効果はあるものの皮下注射のため頻回の通院が必要で、また頻度は少ないものの重篤な副作用(アナフィラキシー)の危険性もあるためあまり普及していません。今回導入される舌下免疫療法は皮下免疫療法と同じ機序の治療法で、効果は同等で重篤な副作用は認められていません。

舌下免疫療法とは?
最近テレビや週刊誌などでもしばしば取り上げられ、「ナメて飲む」だけの超特効薬との見出しもありました。効果は約8割で症状が改善され、約2割の人は完全に症状がなくなったと報告されています(日本医科大学、大久保教授による治験成績)。

治療対象者は?
薬物療法で十分な効果がない人(無効、副作用が強い、薬物療法を希望しないなど)、臨床的治癒を目指したい人などが対象になります。また対象年齢は12歳以上です。

治療方法は?
毎日、舌下にスギエキスを滴下し2分間保持した後飲み込むだけです。2週間に1度の通院と最低2年間の継続治療が必要です。そのため治療に対する強い意志と根気が重要です。

いつからどこで治療が出来るの?
この治療を行うための講習を受けた登録医師、医療機関のみでの治療となります。当院はすでに講習を終えていますので保険診療開始と同時に治療が可能です。今のところ保険診療開始は10月頃の予定とされています。詳細が分かり次第またお知らせします。