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予防接種について (2012/07/14)

最近フリーペーパーに掲載された記事の原稿です。ご覧ください。
予防接種

予防接種はどうして必要なの?
 子どもの病気には予防接種で防げる病気、予防接種をしなければ防げない病気がたくさんあります。そのためには接種できる時期になったらできるだけベストのタイミングで、忘れずに予防接種を受けることが重要です。

予防接種にはどんな種類があるの?
予防接種には接種が義務付けられている定期接種(BCG、ポリオ、DPT、麻しん風しん混合、日本脳炎)とそれ以外の任意接種(ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防、水ぼうそう、おたふくかぜ、B型肝炎、ロタウイルス)があります。任意接種ワクチンも定期接種同様にとても大切なワクチンです。定期接種は無料で受けられますが、任意接種は原則有料です。但しヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防ワクチンは現在公費助成制度により無料で受けられます(来年度は定期接種になる予定です)。
 
どのようなスケジュールで受ければいいの?
 細菌性髄膜炎予防のためのヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンは生後2か月から開始し、6か月までに3回の接種を済ませることが重要です。小児のウイルス性胃腸炎の原因として最も多いロタウイルスに対するワクチンは生後6週間からの接種で、6か月までに2回必要です。またBCGも6か月までに接種しなければなりません。B型肝炎は生後2か月から、DPTとポリオは生後3か月からの開始です。これら7種類のワクチンをきちんと行うためには、1歳のお誕生日までに最大17回もの接種が必要になります。特に生後2か月から6か月の間の接種が過密ですので、効率的に行うには複数のワクチンを同じ日に接種する同時接種がお勧めです。

予防接種に対する心構えは?
 効率よく早期に免疫をつけるためには生後2か月からのワクチンデビューがとても大事です。1か月健診の際や、あるいはかかりつけの小児科医に相談して接種スケジュールを立ててもらいましょう。予防接種をしっかり行って、ワクチンで防げる病気から子どもを守りましょう。ワクチンデビューは生後2か月の誕生日です。
 
ポリオが変わるの?
 今までは経口生ワクチンを2回飲んでいましたが、9月から不活化ワクチン(皮下注射)に変わります。同時に主に集団で行われていたポリオの予防接種は終了になります。また11月頃からはDPTに不活化ポリオを加えた4種混合ワクチン接種が開始される予定です。生ポリオワクチンを2回終了していない場合、DPTを1回でもしている人は不活化ポリオワクチンを接種することになります。またDPT、ポリオワクチンともに未接種の人は、11月以降に4種混合ワクチンを接種することになります。
 予防接種に関する詳しい情報はVPD(ワクチンで予防できる病気)で検索してみてください。

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